中国のAIユニコーンMoonshot AIから、新しいモデル「Kimi K2」が発表されました。ChatGPTやGeminiとは少し違うアプローチで進化している、注目のモデルです。
3行でわかる要点
- 自律的な計画: 単に質問に答えるだけでなく、ゴールに向けて自分で手順を組み立てる能力が高い。
- 独自アーキテクチャ: ステップバイステップの推論(CoT)とは異なる、より直感的な計画・実行プロセスを採用。
- グローバル展開: 中国国内だけでなく、世界市場も見据えた性能強化が行われています。
「考える」AIの新しい形
Kimi K2の面白いところは、ユーザーが細かく指示しなくても「よしなに」やってくれる範囲が広いことです。例えば「旅行の計画立てて」と言ったとき、単にリストを出すだけでなく、フライトの空き状況を確認したり、予算内で調整したりといった思考プロセスを自律的に回します。
アメリカ勢がCoT(Chain of Thought)で論理を積み上げるのに対し、Kimiはもっと全体像を見ながら動くような挙動を見せるようです。このあたり、AIの設計思想の違いが出ていて興味深いですね。
実際に試してみたいポイント
- 日本語の対応力: 中国語モデルは漢字の親和性で日本語も得意なことが多いですが、Kimi K2はどうなのか。
- 自律計画の実力: 「漠然としたタスク」をどこまで具体化して実行できるか。例えば「来週の夕食メニュー考えて、買い物リスト作って」みたいな日常タスクでの使い勝手。
- 検閲・フィルターの具合: 中国発モデル特有の制限が、一般的な用途でどう影響するか(あるいはしないか)も確認しておきたい点です。
AI開発競争は米中2強の様相ですが、アプローチの多様性が出てくるのはユーザーとして歓迎したいですね。
